球磨川を嗜む
先日はサドル調整がてら、少しだけ球磨川沿いで自転車に乗りました。
自宅周辺は桜の開花がもう少しというところだったのですが、球磨川沿いはほぼ満開。あちこちにピンク色が目立ちます。
球磨川センチュリーライドではすぐ側を走ることになる、鶴之湯旅館さん。
前々から風情があって気になっていた建物ですが、ここ最近数組限定?の旅館として復活なさっており、少し前にも露天風呂を作るという企画でテレビに出ていたのを拝見しました。
泊まってみたい(比較的近所なのに)
ふと、SLのことを思いだしたので。
私もせっかくだから撮ってみようとこのまま瀬戸石ダムへ。しばらく待つと、警笛を鳴らしながらSLがやって来ました。
相変わらずSLの人気は高く、思いのほかお客さんは多いようです。私もいつか乗ってみたい。
A列車も乗ってみたいとずっと思っていますが、なかなか実行できていないままです。
二見方面に向かう途中の桜も立派。
桜の見ごろは一瞬で過ぎ去ってしまうので、基本的に一期一会なのが悩ましい。
毎年どこか1ヶ所をチョイスするしかない感じなのが難しい。
未だに一心行の桜を見に行ったことも、チェリーラインに行ったこともありません。
でも球磨川沿いの桜と菜の花のコラボは、やっぱりいいものだなぁ。
とある神社の木像をチェックしたら
嫉妬に狂う前年の亥さんを発見したり、
帰ってきたSLを迎えたりして一日が終わった。
ところで元々ソロライドばかりしており、人と接触することもないだろうという考えで出かけていましたが、熊本でもコロナウイルスの影響により外出自粛の要請が出されました。
お店に入ったりしないのであれば、サイクリングで人と密な接触をすることは基本的に無い。それでも諸外国では散歩ですら禁じられている場合もある現状。
接触をするしないに関わらず、しばらくは日常的なサイクリングに関しても、やり方を考える必要がありますね。
ZWIFT導入できたら一番いいのだろうけど、初期費用がちょっとお高い…。
自宅に籠るのであれば、ひたすら猫をモフモフ。
飼ってて良かった毛玉の子。
今年は球磨川センチュリーライドを始めいくつかのイベントも中止になってしまいましたが、いずれきっと世の中が落ち着き、来年は憂いなく開催できるようになっていることを願います。
今日の落語【あたま山】
時節柄、桜にちなんだお話を聴きたいなと思いました。
サクランボを種ごと食べてしまった男の頭に、大変立派な桜の木が生える。
それを聞きつけ頭の上に集まった花見客の乱痴気ぶりに業を煮やした男は、頭の桜を引っこ抜いてしまう。すると桜の抜けた穴に雨が降り、水が溜まり、池となった。
池には様々な魚がわき、今度は釣り客がわんさかと押し寄せてくる。
げんなりした男はこんなに疲れるのならもう死んでやろうと、自らの頭の池に飛び込んでしまった。
…という話なんだけれども。
初めて聴いた時、何かおかしいな?と思って。男の頭の上で花見ということは、男は巨人?
自分の頭にある池に飛び込むとはどういうこと?あれ?
調べてみたところこれは落語の落ちの形のひとつで、考え落ちというのだそうです。
こちらの落語あらすじ辞典で一応解説のようなものを見つけたのですが、正直まだ首をかしげています…。