てれっとさいくる

熊本で自転車に乗る、ゆるポタ&ゆるオタの民。ネコ多発。飼い猫はサビの初(♀)。

早すぎた水俣

前々から病院の診察券やら何やらでイラストが使われているのは知っていたのですが、今春、水俣出身の漫画家江口寿史先生の絵を使ったマンホールが設置されたとのこと。ゆるポタがてら車載で水俣に行って来ました。


寒いような暑いようなよくわからない感じ。
長袖の選択が正解だったのかもわからない。

初めは道の駅にあるはずのマンホールを探したのですが、いまいち場所がわからず後回しに。まずは水俣駅前のマンホール。爽やかブルー基調。駅前なので旅感があってよろしいですね。

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観光名所が記載されているらしい。

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スイーツショップみむら前。

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水光社前。

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銀行前。


あと一つはどうも施設内にあるらしく、しかも土日祝が休みとのこと。ダムカードでもそうなんですが、こういう企画で土日祝休みというのはもやっとしてしまう。
マンホールカードもまだ作成されていないようで、ちょっと来るのが早かった。また来よう。

最近はマンホール町おこしって結構多いですね。少し前に指宿でイーブイマンホールを集めたこともありましたが、これもマンホールカードがほしかったなって思います。
最近ポケモンマンホールも地味に増えている模様。ピカチュウゲットしたい。



これで帰るのも流石にアレなので、もう少し走る。
まだポジション調整もできておらずいろんなことが怪しいので、軽く走れるところを探します。春だから菜の花が見たいと思ったら、ここが引っかかった。

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ゴールまでの距離は4km。標高333mの中尾山。これを登りきれば、東京タワーを制したも同然です。

やっぱりスカイツリーよりも、東京タワーが好き。
ぼくの地球を守ってとか、東京バビロンとか、ドラッグオンドラグーンとか、いろんなサブカルとの関係も深い。東京タワーには浪漫がいっぱい。


最初の民家の間を抜ければ、ゆとりある道幅で走りやすかった。勾配的には概ね7〜10%をキープしている感じ。
しかし激坂でもないのに、猛烈にきつい。弱虫ペダル風に言うなら心臓がポンプする。今は無理しないを心がけているので、休憩を入れながら登りました。

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うーん、マンダム。



ようやく頂上へ。やはり上には電波塔があるものです。展望所からは、水俣市街を一望できます。
お天気はまあまあ陽あたり良好!

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そこから奥の方へ行くと、菜の花畑が見えました。時期によってはコスモス畑になるようですね。秋ライドの候補に入れておきたいと思います。

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ここは桜の名所らしく、もう少ししたら菜の花と桜のコラボレーションを楽しめるようです。本当に今回は来るのが早かったけれど、次回の下見ということで。
桜も、もうしばらくは咲きそうにありませんが。

コロナウイルスの影響で球磨川センチュリーライドも中止となってしまったようですが、個人的に桜と菜の花、そしてSLライドはやりたいところ。
でも、なるべく早くサイクルイベントが開けるようになるといいなと思います。参加したいものもある。


そう高くはないとはいえ、長く居ると冷えてきてしまったのでそそくさと下山。そして道の駅へ向かう途中で、水俣ネコスポットを発見。

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伝説のバニャーダトライアングル。

今の所ネコスポットは天草と八代でしか見つけていなかったので、水俣でも発見できて良かった。こちらに来たときは積極的に寄り道しよう。
話によると、大抵4匹でたむろしているらしい。

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リアル木登りネコって初めて見た。


気になるお店はあったものの全然走っていないのでお腹もそこまで空かず、結局何も食べずに終了。でもなんやかんやで帰りにお腹が空いて、ヒライに寄ってしまった。
カツW天丼500円也。このコスパの良さには恐れ入る。

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早く沢山走って沢山登って、沢山食べられるようになりたいな。まだまだ時間はかかりそうですけど、のんびりやっていきたいと思います。


いつの間にか出来ていた恋人の聖地。虚しさを噛みしめながら、じっと海を見る。

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恋人は自転車(虚しい)


きょうの落語【芝浜】

タイトルは知っているものの内容をきちんと知らなかったので、今回はこれを聴き比べてみました。
昭和元禄落語心中のおかげで死神は大好きなんですけど、死神も芝浜も、三遊亭圓朝師匠のお題で創作落語ということになっているようです(多分)


芝浜は、お酒に溺れて自堕落になった旦那さんを、うまいこと復活させる嫁の噺。

志ん朝師匠の女房は、冷静に、旦那を諭すように嘘をつく。談志師匠の女房は、嘘をつくことが不得手に思えて、可愛い。


旦那像も全然違う。

志ん朝師匠は旦那の有能な部分を最初に語るので、お酒は魔物じゃのう…と思えるけど、談志師匠の場合は、比較的お酒でウェーイから始まってしまう。
なので旦那は仕事ができて真面目…なのか?みたいな気分になってくる。もちろん悪くもなんともない。

なんやかんやで、収まるところに収まった夫婦の年越しにはほっこりしました。実際すぐこうやって何でも断てれば苦労はないのだけれど、大抵の人は意思が弱いのである…。

内容から年末に演じられることが多いのだそうですが、第九ではなくそういう年越しもいいな。